自堕落な天使達
第3章 *翔と奈美*
『……ちょっ……
翔……ここで?……
ナツくん、
帰って来ないの?……』
『……奈美……大丈夫だよ……』
もう我慢出来ない……』
……俺は……
奈美をリビングのソファーに、
押し倒すと激しいキスをしながら、
奈美のブラウスのボタンを、
一つ一つ外した……
『……ンッ……
翔……』
……俺は……
枕ホストをしない事が自慢だったが、
奈美だけは特別だった……
付き合ってる訳じゃ無いけど、
一番大事な女に違いは無かった……
俺は奈美のブラウスを脱がせると、
荒々しく奈美の胸を揉んだ……
……奈美を……
抱くのは久しぶりだった……
俺の愛撫で奈美が可愛いい声で、
鳴きだした……
『……アッアン……
翔……もっと……
優しく……
アンッ……』
『……奈美……
可愛いいよ……もっと……
乱れろよ……もっと……
可愛いい声で鳴いて……』
『……アアアン……
翔……翔……
……愛してる……
たくさん愛して……』
『……俺も……
愛してるよ……奈美……』
『……嬉しい……
翔……好きよ……好き……』
……俺は……
ゲイじゃない……ナツを抱いたけど、
ナツを抱いたのは堪らなくナツが、
可愛いかったから………ただそれだけ……
……ナツだったから抱いた……
他の男とは客としてでしか、
俺は抱いた事がなかった。
……正真正銘女好き……
普通の男だ。