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……俺は……
その場所から一番近くて、
一番綺麗なシティホテルに車を止めた。




『……行くぞ……ナツ！』

『……翔……
こんな高そーなとこww』

『……俺が……
セコいラブホで、
お前を抱く訳ねーから！』

『……翔……
相変わらずの金銭感覚ww』

『……気にすんな♪笑……』



ホテルに着いて、
チェックインをしに、
フロントに向かった。





『いらっしゃいませ！』




『……泊まりで……』




……え？……
翔泊まりなんだ……



『お二人様、丁度、
10万でございます』




……じゅ、10万！！……




『……ん？……
ナツどうした？……
部屋行くぞ？……』

『……翔……10万ってww』

『……ナツ……
気にすんなって言ったろ？……』

『……でも……』

『……まあ……
その分、楽しませろよ！……』



…と、翔さんが耳打ちした……





……俺は……
心臓が早くなるのを、
感じた……










……久しぶりに……
翔さんに……










……抱かれるんだ……










『……あ……
この部屋だ！
ナツ、入るぞ…！』




『……あ、はい……』




……俺は……
翔さんに続いて、
部屋に入った……