りょうたの姉-ママ Ⅱ
第2章 りょうたとパパ
りょうたはママに抱っこされ、「はじめまして。りょー君、よろしくね」とママの彼氏がりょー君の頭を撫でた。一瞬、大丈夫だと思ったが人見知りでやっぱりギャン泣きした。ママに抱っこされたまま、お家のソファーに座った。少ししてから泣き止んだ。ママに抱っこされたまま小さな声で「パパぁ」と言って、りょー君はパパに手をのばしてみた。パパわ「りょー君おいで(^^)」と微笑み、りょうたを抱っこすると、立ち上がって遊んでくれた。りょうたも楽しいのか「キャッ❤!」とはしゃいで、パパと仲良くなったりょー君だった。