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粉雪のファンタジー

第1章 *雪との出逢い*

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……情事が終わった後……
俺は雪を抱きしめて……


『……雪……
愛してるよ……
ずっと離さないよ……
俺の傍にいて……』



『……涼もう離さないで……
私だけ見ていてね……
あなたの傍に
ずっと置いて……
涼……愛してるわ……』

互いに愛を確かめて、
眠りについた。



ーーー朝ーーー

俺の胸で初めて眠って居る、
幸せそうな雪が居た……

……寒いな、なんか……

俺は雪を起こさずに、
窓をほんの少し開けた。
すると綺麗な白い雪の結晶が、
舞い降りてきた。
俺はその時、
ある事を思いついた。



……イケるかも!……



……チャンスだと思ったんだ……


雪をそっと起こしに行く。

雪の髪をそっと撫でて……

『……雪……おはよう♡……』

『……ん~♪……
おはよ♪涼……』

俺達はおはようの
キスをする♡

『……ねえ雪……
雪が降ってるよ♪』

『……ホント?……どうりで、
寒いと思った……』

『……ねえ……
俺、今日オフだし♪
湖に散歩でもいかない?』

『……湖?……』

『……ん……
あったかくしてさ♪』

『……うん……
そうね。行きたい♪』

……そう……
俺は今日が、
チャンスだと思った。
最高のものが、
撮れると確信した。



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