粉雪のファンタジー
第2章 *拓の告白*
……次の日俺は……
仕事を急ピッチで、
終わらせ夜に備えた。
……正直聞くのは恐い……
でも、
知らなきゃいけない……
9時頃拓先輩から、
連絡が入った。
『……オウ!……
涼!今着いたぞ~
何処、行けばいい?』
『……先輩!……
お疲れ様でした。
俺のホテルで食事、
出来るんですけど、
それでもいいですか?』
『そうだな。この時間じゃ、
捜すの大変だな。
もう行っていーの?』
『……はい……俺あと、
30分ぐらいかかるけど、
終わったらすぐ、
戻るんで、ロビーに、
居て貰っていいですか?……』
『……ああ。じゃあ……
もう向かうな?……』
『……はい……お願いします。』
俺は急いで残りの仕事を終わらせ、
ホテルに戻った。
先輩はもう来ていた。
『……すみません!……
先輩遅れました!』
『……いーよ。久しぶり!!……
てか…腹減った~!
涼~なんか食わして!~』
『……ハイ……そうですよね。
すみません。』
『……そんな謝んなって!……』
俺はホテル内の7階のレストランに、
先輩を案内する。
『スゲー、ホテルだな!やっぱりお前、
売れっ子だなあ!~』
『そんな事無いっすよww
俺奢るんでなんでも、
注文して下さい。』
先輩はメニューを見て
ウエイトレスに注文する。