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「私の夢はね…宇宙の研究者になることなんだ…」


「…えっと、はい？」


唐突な自分語り。


ほんと、どうしちまったんだ？


「死んだ私のお父さんは空ばっかり眺めてる人だった…でも私はそんなお父さんのことが大好きで、それで・・こうして夜空を眺めている時だけは、お父さんと一緒にいられる気がするの…」


饒舌に語りだした先輩だが、ぶっちゃけ言っていることはよく分からない。


死んだ親父？


先輩の夢？？


そんなこと俺には関係ない！