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☆激辛H☆初ドライブは危険がいっぱい!?

第1章 星夢


グワッ!!


俺はハンドルを握ったまま先輩に詰め寄った。


「ちょっと、危ないよ!政樹君!」


「ふふっ、ずっと、ずっと大好きだったんだよ先輩のこと…」


「……いや、嫌だ…」


涙ぐむ先輩の顔は普段よりもずっと可愛い。


やっぱり女は笑顔よりも泣き顔の方が似合うよ。


「んん、んんん…」


どこぞやの洋画のように俺は先輩の唇を奪った。


「・・・嫌だよ…」


恐怖で震える唇はまるで、青い柑橘系の果物のように甘くて苦かった。


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