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校えっち(校閲)ガール

第10章 伊波杏奈の事情①

「杏奈ちゃん。お疲れ様」

撮影が終わると会議室で
笹川から茶封筒を渡された。

「これは?」
「アルバイト代。中身は後で確認して。
あと雇用契約書も同封してあるから」
「雇用って……えぇ?それって……」

私がモデルになれるの?

「杏奈ちゃんさえ良ければね。無理強いは
しないから考えてみて」

モデルって……こんな簡単になれるもんなの?

でも……どのみち仕事も決めなきゃ
いけないし。

難しく考えることも無いか。

島の友達にも自慢したいし。

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