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校えっち(校閲)ガール

第11章 オフィスの校閲

━━━━━サトシとカノジョは学生時代からの
付き合いで結婚というのはサトシにとっての
妥協案だった。
好きは好きでもいわば慣れ親しんだ存在であり
カノジョに女を感じていたのも数年前まで。
ただ、結婚する相手としては申し分なかった。
余計な気遣いをしなくて済むし
家事もそつなくこなす。
『あ、そっか。ありがと。さすがサトシ』
現実に引き戻されたサトシの視線は
マドカの胸元に釘付けだった。
よく見るとブラウスを通して
乳首が透けて見える。
サトシの視線に気付いたマドカも
自分の胸元へ視線を降ろした。
『あ……これ?今日ブラ忘れてきちゃったの』
平然を装うマドカだが
心臓はバクバク状態である。



私も心臓が破裂しちゃいそう……

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