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校えっち(校閲)ガール

第1章 地味にかなりスゴイ!!!

「……」

本日三度目の絶句。

1LDKの広々とした部屋。

ドラマでデキル女が住んでいそうで
物凄く洒落た空間。

「お気に召されたようで」

ニヤニヤが止まらない私に
更にそれをも上回る笑顔で
伊藤が声を掛ける。

「……はい。それなりには」

迂闊な発言は慎まなければ。

「では、お二人にはこちらで暮らして
頂きます」
「え?私ひとりじゃ……」
「申し上げたはずですよ。『お二人の住まいを
御案内する』と」

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