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校えっち(校閲)ガール

第12章 夜行バスの校閲

━━━━━浜松SAの男子トイレで
セックスを終えた二人は
何事も無かったかのように再び乗車した。
しかしそれは表向きであり
心中は穏やかではなかった。
(すぐイッちゃったし。マドカより
この子の方が相性いいかも)
(エイジのセックスよりこの人の方が
いっぱい感じちゃった)
ふと目が合う二人。
今を逃したらチャンスは無いと
サトシはユカリに声を掛けた。
『東京へは仕事か何かで?』
『はい……仕事……です。あなたは?』
『俺も……です』
互いに嘘をつく二人。
『東京に着いたら予定とかは?』
『特に何も……あなたは?』
『俺も無いです……』



「未央イクの早かったね」
「だって……」

悠人だから……

「普通は焦るとイケないもんだけど」
「それなら悠人だって……」

瞬殺だった。

「未央が相手だったらどんな状況でも
イケちゃうの、俺」
「それ……私も……」

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