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校えっち(校閲)ガール

第13章 居酒屋の校閲

━━━━━居酒屋が混雑している中
マドカの同僚であるエイジが
カウンター席でひとり酒を煽っていた。
『エイジお疲れ。あれ?ひとり?』
『まーな』
『遠距離恋愛のカノジョは?』
会ったことは無くとも
エイジにカノジョが居ることを
知っていたマドカ。
『体調悪くて来れないんだとよ』
『あら残念。それなら一緒に飲まない?』
カウンター席は満席状態で
エイジとマドカは個室へ移動した。



「ちょっとでいいから見せて」
「ちょっとじゃ済まないでしょ」
「じゃ、膝まくらして」
「それは校閲が終わったらね」

悠人と指切りげんまん。

悠人が相手だとこれだけのことでも
ドキドキしてしまう。

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