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校えっち(校閲)ガール

第20章 桐生悠人の事情⑥

━━━━━『久し振りだから……照れちゃう』
サラは隠しきれないほどの大きな胸を
両手で覆う。
『半年ぶりくらい……かな』
『今日でちょうど200日よ』
これまで義理で抱いていたサラの身体が
色っぽく艶やかにショウタの目に映った。
『よく見せて』
ショウタは胸を隠しているサラの両手を外すと
身体全体を愛しそうに眺めながら
浴衣を脱いだ。
そしてまだ未使用の布団へサラを誘った。



「あの……」

校閲が始まってから杏奈は初めて口を開いた。

「どうしました?」

布団の上で仰向けになっている杏奈は
恥ずかしい箇所を再び手で覆った。

「暗くしてもらってもいいですか?」

部屋一面を照らす蛍光灯の灯りを消し
枕元の間接照明を点けた。

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