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校えっち(校閲)ガール

第21章 伊波杏奈の事情③

私の隣でハンドルを握る彼が好き。

つい先程まで裸で抱き合い
温もりを感じていたのに
今は彼をこんなにも遠くに
感じてしまうなんて。

彼に惜しみ無く身体を愛され
好きになってしまうなんて……

あれほど知らない男性に抱かれることを
拒んでいたのに。

口数は少ないものの彼は優しく
誠心誠意愛してくれた。

彼の愛撫はそれを物語っていた。

彼が好き。

再び愛されることを願う。

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