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校えっち(校閲)ガール

第27章 桐生悠人の事情⑦

「食事は……どうしますか?」

日が沈んできている。

「俺のことは気にしないで。コンビニで
弁当でも買ってくるから」

未央と同じ空間に居ることも
今の俺には耐えられず
コンビニへ向かった。

『♪♪♪~』

また翔太からの着信かと思いきや
ムラキの笹川からだった。

「もしもし。御無沙汰しております」
『悠人くんにちょっとお願いがありまして~』

相変わらず能天気な奴。

しかし笹川には散々世話になった。

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