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校えっち(校閲)ガール

第29章 桐生悠人の事情⑧

あれからどれくらいの時間が経過したのか
定かではないが
まだ暗いところを見ると恐らく
数時間程度のことだろう。

……

俺はベッドの上で女を抱いて
眠っていたようだ。

この抱き心地と感触は……

裸の杏奈だ。

「起きてんのか?」
「……はい」

杏奈は俺の胸に顔を埋めた状態で答えた。

「この状況は?」
「男性スタッフが悠人さんをここまで運んで
私が……勝手に……ごめんなさい」

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