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校えっち(校閲)ガール

第35章 桐生悠人の事情⑨

━━━━━『ぁあんッ……イッ……イッ……』
『イッていいからね』
(惜しいけど……ゴム持ってないし)
『イクゥ……イッちゃうぅッ……』
ケイコはイクどころか人生初となる
潮吹きをした。
『気持ち良かったみたいだね』
『……はい』
我に返ったケイコはこれまでの行動を
思い出すと恥ずかしくなり
脱いだワンピースで顔を隠した。
『今日はダメだったけど今度僕とセックス
しない?』
(やっぱりセックスしたいよなー)
『はい……したいです』
(この人とならセックスしてみたい)
互いの名前と連絡先を交換した二人は
ネットカフェを後にした。



「ハァッ……ハァッ……」

突き刺すように一心不乱に腰を振り続ける。

「んぁあッ……ぁあんッ……」

安定の喘ぎ声と濡れ具合。

こんな些細なことで俺の気持ちは保たれる。

俺には未央だけ。

「ぁあんッ……らめぇッ……イッしゃうぅッ」

次の校閲が終わったら
未央にやり直したい旨を伝えよう。

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