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校えっち(校閲)ガール

第36章 伊波杏奈の事情⑥

━━━━━(この小娘がッ)
マヤはケイコを突き飛ばすと
アツシと繋がっている状態で抱き付き
ケイコに見せ付けるように
濃厚なキスを交わした。
『ぁあんッ……私のこと好きぃ?』
『ハァッ……ハァッ……好きだよぉッ
マヤだけだよぉ』
(なんとか離婚は回避出来そうだな)
マヤの嫌がらせもケイコには全く通じない。
エッチに興味があるだけで
この夫婦がどうなろうと
知ったこっちゃないのだから。
(そろそろ門限の時間。急いで帰らなきゃ)



「ハァッ……ハァッッ……」
「ぁあんッ……もっとぉッ……悠人ぉッ」

私もマヤと同様に未央に見せ付けた。

悠人が欲しい。

友人の未央を差し置いてでも。

未央は無言で帰っていった。

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