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校えっち(校閲)ガール

第39章 半端な想い

「桐生さんのAV拝見しました。評判も
いいようで何よりです」
「おかげさまで。急な申し出で御迷惑を
お掛けすることになりますが」

私は黙って悠人と伊藤の会話を聞いていた。

悠人に聞きたいことは山ほどあるけど。

「桐生さんにひとつ提案があるのですが」

伊藤は簡単に引き下がらない様子。

悠人が好き。

恋人に戻れなくてもいい。

ビジネスセックスだって構わない。

悠人に抱かれたい。

でも……引き止める手立てが無い。

ここは伊藤に任せるしかない。

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