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「提案……なんですか？」
「うちの社は副業OKなのは御存知ですよね」

確かに……

規約にはそう記載してあった。

本業に差し支えなければ的な
難しい言葉が連なっていた。

「ですが、俺はそれほど器用ではないので
どちらかの仕事が疎かになってしまいそうで」
「しかし現に立派にやっておられるでは
ないですか。校閲もそつなくこなし
AVも好評ですし」

悠人は私の知らない間に
杏奈とのAVを撮影を済ませ
こともあろうことか世に出ていた。