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校えっち(校閲)ガール

第4章 桐生悠人の事情②

そもそも未央の比較対象にもならない。

未央は校閲という仕事に
純心に取り組んでいる。

だからこそ抵抗や羞恥心といった
葛藤と戦い思い悩んでいたのだろう。

慣れてほしくはないというのが
本音だったりするけど。

「さて。添削の続きしようか」
「はい……」

それはただ単に俺が未央に
惹かれてしまったからだけど。

成り行きで恋人同士になったからこそ
告白することを躊躇ってしまう。

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