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翔太兄様があたしの首筋に、キスを落とす。




チュッという音を響かせて、それが合図のように、翔太兄様の舌が唇が、首筋から胸元へと、菅能的な舌の動きで伝っていく。




いつになく、優しい仕草で、労るように、キスの雨が降り続ける。




あたしの涙は止まらない。




翔太兄様の舌があたしの肌に触れて、そこからじわりとした快感が全身に伝わり、喘ぎ声を上げながら、切なく声を洩らし続けて、悶えてしまう。




優しくされると、もっと悲しくなってしまう。




どうせ、子供を作るだけの、存在。




あたしのことをそう思っているのなら、優しくなんてしないで欲しい。




いつものように、乱暴にして、必要以上にキスなんか、しなくていいのに、あたしのあそこの潤いだけ確認して、さっさと中に放ってしまえばいいのに。




どうして？




こんな時にだけ、優しいの?




「……恵麻、もう、泣くな……。
優しくするから、俺のことキライでもいいから、もう泣くなよ」




「そんなの無理、だよ……」




黙り込む、翔太兄様、困ったような顔をして、あたしの顔をじっと見つめて、目元にキスを落とされた。




「じゃあ、何も考えられないようにしてやる」





あたしの両足が、翔太兄様に広げられて、その間に綺麗な顔が埋められた。




ぴちゃ、ぴちゃ、ぴちゃ、




ちゅる、ちゅる、ちゅう




「やああっ、だめぇっ………濡れてるからあっ……っ」




あたしのあそこを翔太兄様が舐めている。




さっき、はじめて潮を噴いて、まだ、濡れているあたしのあそこが、少し冷えて、冷たくなっているのに。



びっしょり濡れた太股の間に、体を寄せる、翔太兄様まで濡れてしまうのに。




翔太兄様が舌を尖らせ、時折あたしの顔を妖しく見つめながら、あそこに舌を這わす、暖かい、舌の感触にぞくぞくして、感じてしまって、体が何度も跳ねてしまう。




「ああっ………あんっ……やああっ……だめっ……そこっ……ああっ〜〜〜〜」




徐々に翔太兄様の舌の動きが早くなり、高速回転しながら、あたしのあそこの中で蠢く。