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兄達に抱かれる夜

第10章 可愛がって貰えたみたいだね





毎日基礎体温をつけるようにと、お母様に言われていた。




まるで、入院患者のように、使用人が体温計を持って、あたしの部屋に訪れる。




カルテのような書類を持つ使用人。




本当に看護師なのかもしれない。




あたしの生理の周期も全て把握されている。





もうすぐ試験があるから、部屋で勉強をしていた。




何も考えたくないから、勉強の知識を頭に詰め込むようにして過ごす。





今日は日曜日。





康兄様と過ごす夜。

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