兄達に抱かれる夜
第4章 翔太兄様もなの?
あたしの傍に佇む翔太兄様、布団の上でぐったりとしている、あたしの姿をじっと見つめている。
たったさっきまで和兄様に乱されて、使用人はあたしの体を拭いてくれたけれど、浴衣ははだけたままの姿で、その裾は捲られたまま、あたしのあそこからは、和兄様の体液がトロリと垂れている。
はしたなく体はひくついて、まだ、余韻の残る火照った体をじっと見下ろされた。
「恵麻……」
また、名前を呼ばれる。
あたしの傍に近付いて、優しく抱き寄せられた。
ギュッと抱きしめられて、翔太兄様の胸元に頬を寄せる。
両の頬を挟まれて、じっと見つめられた。
いつも優しい瞳は、やっぱり鋭くて、ぎらついて見えた。
そのまま唇がそっと軽く重なり、1度離してあたしの瞳をじっと見つめて、また、深く唇が重なる、熱い舌が絡められて、徐々に激しくなる舌の動きに甘い声を漏らす。
「恵麻、俺で最後だ、だから、俺の子供を産んでくれ」
「………………えっ?」
一瞬聞き間違えかと思って、耳を疑った。
翔太兄様はいつも反発していて、外の世界にいつも目を向けて、こんな家から、早く出たいと、自立して会社を興して、いつか、一緒に連れて行ってやるとか、そんな事を言ってくれて……。
華族の血とか、今時、古臭いとか、馬鹿にしていたのに、その翔太兄様が………。
俺の子供を産んでくれって、言ったの?
呆然として固まったままのあたしの両足が持ち上げられて、その間に体を寄せる翔太兄様の熱い体。
一瞬見えた、翔太兄様の肉棒が大きくて、ギクリとするのに、あたしのあそこの蜜を絡めている。
「翔太、兄様……!」
「好きなんだ、恵麻……」
グッ……ププ……ズ……ンッ
「あっ、ああっ〜〜〜〜〜!」
あたしのあそこの中に、翔太兄様の肉棒が深く入っていく、グッと突き当たるのに、更にきつく抱き寄せられて、深く突かれてしまう。
全身に電流のような快感が広がり、快感の波があたしを浚い、激しく震える体をきつく抱き寄せられた。
「……いったのか、気にせずに、もっといけばいい」
ずんっ、ずんっ、ずんっ、
両足が高く持ち上げられて、あたしのあそこの中に深く肉棒がだしいれされている。