兄達に抱かれる夜
第4章 翔太兄様もなの?
翔太兄様の熱い肉棒があたしのあそこの奥にぶつかる度に、信じられないような快感が広がり、勝手に体が反応してびくびく震える。
悲鳴のような喘ぎ声を上げ続けて、翔太兄様の手があたしの手を優しく掴む。
指の1本1本を絡めてギュッと繋がる指先、それなのに、腰の動きは激しくて、激しく揺らされながら、時折舌を絡められた。
翔太兄様。
どうして、信じられない、こんな事……。
さっきまで、一緒に笑って、ケーキを食べていたのに、優しくキスしてくれたのに。
あたしの体の上にいる、今の翔太兄様は、違う人に見えた。
恍惚とした表情、貪るように舌を絡めて、時折きつく吸われる。
あたしのあそこの中に激しく出し入れされている肉棒は、味わうようにぐるりと揺らされて、また、グッと奥を貫いた。
優しさを感じさせない、野生的な腰の動きで、悲鳴のような喘ぎ声を洩らし続ける。
それなのに、優しくもないのに、どうしてだか、今までで一番気持ちいいと感じてしまう。
あたしのあそこからは、蜜がどんどん溢れて、シーツの濡れた感触がして、それが嫌で腰を浮かせてしまう。
知らないうちにあたしも腰を動かせて、翔太兄様の肉棒を求めて腰を寄せている。
「恵麻……悪い……っ、優しく出来そうもない……こんなつもりじゃなかったんだ……っ、こんな事……っ、止めるつもりだったのに……俺は何も出来なくて……っ」
ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、
お互い絡み合い、激しく腰を揺らしながら、翔太兄様が苦しそうに眉根を寄せる。
ぽたり……、あたしの頬に落ちる、翔太兄様の涙……。
そっと手を離して、翔太兄様の体をギュッと抱きしめた。
「恵麻……!せめて……俺の子供を産んでくれ……」
どうしてそうなるの?
「俺は……最低だ……嫉妬して、気が狂いそうだ……っ」
ずちゃっ、ずちゃっ、ずちゃっ、
翔太兄様の腰の動きは止まらない。
「だすぞ……恵麻……っ」
ドクンッ
ビュクビュクビュクビュク
あたしのあそこの中に翔太兄様の欲望が吐き出された。