
おまけのEverlasting Love
第19章 浪花探偵すばるの事件簿②
渋谷「…ふっふっふっ…」
相葉「えっ?なに?」
渋谷「またしても俺の出番がやって来たな…」
櫻井「出番?」
渋谷「そう!以前プリン失踪事件を華麗なる推理で解決したこの浪花探偵すばる様の出番がな!!」
二宮「浪花…」
櫻井「探偵…」
相葉「すばる様?」
松本「何だよそれ?」
渋谷「浪花探偵とは、どんな難事件でも華麗なる推理で解決する天才のこと…」
二宮「こいつ頭おかしいの?」
櫻井「それは元からだろ。」
渋谷「皆の者、安心したまえ!この殺人未遂事件は必ずこの浪花探偵すばる様が解き明かしてみせる!!」
相葉「おぉ〜!何かカッコいい!」
松本「殺人未遂って…不吉なこと言うなよ…」
渋谷「何言ってんねん!これはどっからどう見ても外部から殴られて気絶した証拠やろ!」
相葉「そうかなぁ?」
二宮「どっかにぶつけて倒れたようにしか見えないけど。」
渋谷「それはありえへんな!」
松本「何でだよ?」
渋谷「仮に額をぶつけて倒れたとしても、ケガが小さすぎる。」
櫻井「そうか…額は皮膚が薄いからそこから襲われたとすると相当な衝撃が加わるはず…」
渋谷「せや!それ以前にまず血が出てないのがおかしい!」
松本「言われてみれば…」
渋谷「つまり、額以外にも別の場所を襲われたってことや!!」
相葉「おぉーっ!」
櫻井「普通に納得してしまった…」
渋谷「どや?!俺様の華麗なる推理は!!」
二宮「わー、すごいすごい。」
渋谷「なっ何や…その棒読みは!!」
二宮「あのさ、推理ごっこするなら1人でやってくんない?俺達このあと仕事残ってるから。」
渋谷「仕事?もう19時すぎとるぞ?」
相葉「そうだけど…たまたま仕事残っててさ!」
松本「悪い、俺ら行くわ。」
渋谷「おっおい!」
二宮「お疲れ。」
相葉「じゃあね〜!」
渋谷「ちょっ…待てやー!!」
櫻井「行っちゃったね。」
渋谷「くそぉ…この難事件を解くにはあいつらがキーになってくるのに…!!」
櫻井「仕方ないよ、あの3人は仕事ギリギリだから。」
渋谷「何であんな夜遅くに仕事あるんや?」
櫻井「それは…」
