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おまけのEverlasting Love

第3章 もしもシリーズ①



〜大野智の場合〜


カランコロン…


聖輝「こんにちは〜」


シーン…


聖輝「あっあれ?こんにちはー!」


シーン…


聖輝「おかしいなぁ…誰もいないなんて」


大野「呼んだ?」


聖輝「うわぁっ?!びっくりした…」


大野「何しに来たの?」


聖輝「何しにって…メイド喫茶でゆっくりしようかなって…」


大野「閉店したから、ばいばい。」


聖輝「えぇっ?!今開店時間ちょうどですよ?!」


大野「んだよ…寝かせろよ…」


聖輝「いやいや、ちゃんと接客してくださいよ!」


大野「へ〜い…」


聖輝「まったくもう…」


大野「何食べんの?」


聖輝「そうですね…じゃあホットケーキで!」


大野「めんどくせぇなぁ…」


聖輝「そんなこと言わないでくださいよ!」


大野「…あっ、卵がねぇ。」


聖輝「えっ?」


大野「ちょっとスーパーで買って来て。」


聖輝「えぇっ?!何で僕が行かないといけないんですか?!」


大野「お前が食べたいって言ったんだろ?卵がねぇと作れないし。」


聖輝「むぅ…もういいです、ショートケーキください!」


大野「隣にケーキ屋あるから適当に買ってこい。」


聖輝「えぇっ?!オリジナルメニューじゃないんですか?!」


大野「んなわけねぇだろ!隣にケーキ屋あるんだから利用してる。」


聖輝「えぇ…じゃあ何だったらすぐに出せるんですか?」


大野「水。」


聖輝「……ハァ……」






























ー感想ー


聖輝「あの人…人をもてなす気ゼロですね…」


結論=1000%メイドに向いていない。

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