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愛してるのに,愛せない(続)

第2章 傷

((浦田side))



千晃が狙われていると聞いて,あいた口が塞がらなかった



千晃はかわいいし,とにかく男子にモテるから




これまで何度も告白されてきた




今までも嫌味を言われることは何度もあった





((俺たちが守らなきゃ))





浦「とりあえず,みんな千晃から目を離さないようにね」

秀「部活のときは実彩子と千晃で必ず2人でいること」

西「俺らも気にしながら練習しような,落ち着くまで自主練も控えた方がいいのかな…?」

千「まって……!」

浦「どうしたの?」

千「みんな,大事な試合あるのに…」

日「今は自分の心配しなきゃ。俺たちは県のトップだよ?俺たちは大丈夫。そんなに簡単に負けたりしない。」

宇「あと,学校の行き来と休み時間は…」

秀「学校行くときは…1番家が近いのってだれだ?」

宇「だっちゃんか私か真司郎かな」

秀「じゃあ日高,登下校は付き添ってあげて」

日「もちろんです」

西「休み時間は俺らと一緒にいれば大丈夫だと思うよ」










それから1週間経っても,特に変化はなかった

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