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愛してるのに,愛せない(続)

第2章 傷

((千晃side))






狙われていると知ってから1週間経った




特に変化もなかったためみんな安心していた




私も特に気にせずに過ごしていた




そんなある日,部活をしているときに事件は起こった





宇野ちゃんと一緒にスポーツドリンクを用意していたとき,仲の良い遥先輩から声をかけられた



遥「千晃〜!突然ごめんね,部活中に。」

千「遥先輩!こんにちは!どうしたんですか?」

遥「ちょっと話したいことがあって…実彩子ちゃん,ちょっと千晃を借りていい?」

宇「私は全然いいですけど…千晃…大丈夫?」



遥先輩は中学の部活が同じで,家も近いためとても仲が良く,呼ばれても疑いはしなかった



千「全然大丈夫だよ!行ってくるね!」














これがとんでもない事件を起こすなど,誰も知りはしなかった

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