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大型犬との夏波乱

第2章 ~射手座島旅行~

「小太郎さん、すみませんでした!」

僕に土下座をする大喜君。

そう、発情して僕を襲ったあとの大喜君は、こうして土下座して僕に謝るのだ。

「謝らなくて良いって言ったでしょ?
もう、いつもの事で慣れてるから」

「でも…。」

「それに」

僕は、シュンっと落ち込む大喜君の頭を撫でる。

「大喜君に襲われるのも、その……別に嫌じゃないっていうか…悪くないって思う時もあるしね…///」

「小太郎さん…!」

あぁ……自分で言って、何か恥ずかしい…///

「小太郎さ~ん!」

「うわっ」

大喜君に跳びつかれた拍子に、後ろに倒れてしまった。

「小太郎さんの、そういう優しいところも大好きです♪」

大喜君は、笑顔で僕の首筋や頬を舐める。

「ははは、くすぐったいよ~!」

その後、大喜君と少しじゃれ合ってから一緒に、旅館内を探検しに行った。

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