大型犬との夏波乱
第1章 ~プロローグ~
◇505号室・作業部屋◇
「小太郎(こたろうさん)
郁(いく)さん、来ましたよ~」
「先生、おはようございます!」
「郁君、おはよう
はい、これ新連載の原稿」
僕は、担当編集者の文月郁(ふづきいく)君に、原稿が入った封筒を渡す。
「確かに受け取りました♪
それでは、次行かないといけないので」
郁君は、僕と同居人の大喜(だいき)君に挨拶をして、玄関へ向かって外へ出て行った。
「小太郎さん、お疲れ様です♪」
そう言いながら、同居人兼恋人の犬尾大喜(いぬおだいき)君が僕に抱きつく。
そんな大喜君の頭を撫でる。
「えへへ♪」
僕に頭を撫でられ、嬉しそうに喜ぶ大喜君。
大喜君とは、数ヶ月前に出会った。
借金取り達から追われていたところを、たまたま見かけた僕が助けて家に匿ったのがきっかけで、最初は落ち着くまで家に置いとく事になった。
「小太郎(こたろうさん)
郁(いく)さん、来ましたよ~」
「先生、おはようございます!」
「郁君、おはよう
はい、これ新連載の原稿」
僕は、担当編集者の文月郁(ふづきいく)君に、原稿が入った封筒を渡す。
「確かに受け取りました♪
それでは、次行かないといけないので」
郁君は、僕と同居人の大喜(だいき)君に挨拶をして、玄関へ向かって外へ出て行った。
「小太郎さん、お疲れ様です♪」
そう言いながら、同居人兼恋人の犬尾大喜(いぬおだいき)君が僕に抱きつく。
そんな大喜君の頭を撫でる。
「えへへ♪」
僕に頭を撫でられ、嬉しそうに喜ぶ大喜君。
大喜君とは、数ヶ月前に出会った。
借金取り達から追われていたところを、たまたま見かけた僕が助けて家に匿ったのがきっかけで、最初は落ち着くまで家に置いとく事になった。