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一緒に過ごしてる内に、段々と大喜君とこのまま一緒に居たいと思ってきた頃。

借金取り達との一悶着を気に、親友だった子の連帯保証人になった大喜君の借金を代わりに全額返済した。

その後、お互いの気持ちをぶつけ合って恋人同士になれた。

僕はＢＬ作家として、大喜君は梅田の喫茶店でアルバイトの仕事をしながら、恋人生活は順調良く続いている。

「そういえば、来週の月曜日休み取れた？」

「はい！
店長に許可を得ました♪」

「良かった、これで２泊３日の旅行行けるね♪」

「はい！」

僕と大喜君は、今週の土日と来週の月曜日に２泊３日の旅行に行く。

場所は、船に乗って２時間くらい離れた場所にある、射手座島って孤島の旅館。

郁君にも許可を取ってあるし、大喜君とは恋人になってから、初めての旅行になる。

お互いに仕事の疲れを癒すためと、２人での初めての旅行を楽しむために行こうって計画をしていた。