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大型犬との夏波乱

第3章 ~大喜の元親友だった青年~

しかも、欲しかった本が特典付きで安く売ってるのだ。

「こりゃあ、また溜まるかも」

まあ、時間潰すのにちょうど良いか。

僕は、レジで会計を済まして店を出た。

◇道中◇

「まだ、少し時間あるな」

一旦、家へ帰って買った物を置くついでに、車の鍵を取りに行くとするか。

◇梅田喫茶店◇

-大喜視点-

「6番テーブル、カレーライス大盛りにコーヒー!」

「すみませーん!」

「あ、俺行きます」

「ありがとう」

そう言って、朝陽は6番テーブルの客のオーダーを取りに行く。

「大喜、ちょっと厨房を手伝ってくれ!」

「わかりました!」

店長の指示で、厨房の手伝いをしに行った。

◇505号室・小太郎の部屋◇

-小太郎視点-

「よし、行くか!」

車の鍵を持って、玄関へ向かう。

◇車の中◇

「さてと、早く大喜君に会いたいなぁ~♪」

梅田喫茶店へ向かうため、車を発進させた。

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