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大型犬との夏波乱

第3章 ~大喜の元親友だった青年~

◇梅田喫茶店・厨房◇

-大喜視点-

「大喜、そろそろ上がって良いぞ~!」

「はい!
お先、失礼します!」

俺は、スタッフルームに向かった。

◇梅田喫茶店・スタッフルーム◇

「メール来てる…。」

小太郎さんからだ。

「もうすぐ着くか」

店長達には、バイト上がりに店で夕飯を、小太郎さんと一緒に食べる事を事前に言ってある。

俺は、着替えてスタッフルームを出た。

◇梅田喫茶店・店内◇

-小太郎視点-

「いらっ…あ、小太郎さん!」

店内に入ると、朝陽君が出迎えてくれた。

「いらっしゃいませ、大喜さんもうすぐ出て来ると思います♪」

「わかったよ」

朝陽君に、2人用のテーブル席に案内される。

その直後、店のドアが開く。

「いらっしゃいませ!
ただいま、満席でお待ち下さい」

朝陽君は、店内に入って来た金髪でピアスしまくってて、ガラの悪いDQNのカップルの前に行く。

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