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大型犬との夏波乱

第5章 ~訪れる平和~

「大喜、朝陽
こっちの準備は、もう出来ている
あの2人に悟られないように、普段通りに仕事を頑張るぞ」

「「はい!」」

そして、いよいよ本日の開店時間がやってきた。

◇505号室・小太郎の部屋◇

-小太郎視点-

「そろそろ、行く準備しようっと…。」

部屋の時計を見ながら、出掛ける準備を始める。

◇梅田喫茶店・店内◇

-大喜視点-

「いらっしゃいませー!」

昼過ぎ、まだ文彦と今彼の姿がない。

緋露さんは、もう既に席に座って昼飯を食べている。

その時、店のドアが開く。

「いらっしゃいませー!」

小太郎さんが中へ入って来て、俺は空いてるカウンター席へ案内する。

「アイツらはまだ?」

「はい」

「小太郎さん、いらっしゃいませ」

朝陽が、水入りコップを持って来た。

「朝陽君、ありがとう」

俺は小太郎さんのオーダーを取り、朝陽は他の客のオーダーを取りに行く。

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