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大型犬との夏波乱

第5章 ~訪れる平和~

「確か、スポーツ番組の特番でないんでしたっけ?」

「うん…。」

いつも見てるアニメで思うのが、特番や速報ニュースで急遽なくなる時がある。

楽しみにしてた分、ショックも大きいのでそういうのはやめてもらいたいもんだ。

「まあ、今日はそれでも良いかな」

大喜君の方を見る。

「文彦の事で、大喜君にとってめでたい日でもあるんだし♪」

「小太郎さん…。」

「大喜君
今日でもう、文彦の事で悩む必要はないんだからね」

「はい!」

これでやっと、僕と大喜君の日常に平和が戻った。

ひょっとしたら、また何か問題が出てくるかもしれない。

それでも、僕と大喜君なら大丈夫。

きっと、また壁にぶつかって悩んだり、ぶつかったりしても2人でなら乗り越えられる。

「大喜君、今日は一緒に寝ようよ」

「はい♪」

こうして、僕と大喜君は数日ぶりに、平和な1日を終える事が出来た。

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