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大型犬との夏波乱

第6章 ~エピローグ~

ちょうどその時、店に緋露君がやって来た。

「緋露さん、いらっしゃい!」

朝陽君と緋露君は、現在(いま)もラブラブな状態で上手くやっている。

「小太郎さん、相席良いですか?」

「良いよ~」

◇車の中◇

「そうそう、明日から新連載のBL漫画を描く事になったんだよ」

「そうなんですか?」

大喜君の仕事上がり、大喜君を車に乗せて一緒に帰っている最中だ。

「うん
でね、大喜君に相談っていうかお願いがあるんだ」

「良いっすよ!
じゃんじゃん、言って下さい♪」

僕は、ずっと描きたかった物語を、大喜君に言う事にした。

「僕と大喜君の事を、BL漫画で描きたいんだよ」

「俺と小太郎さんの事ですか?」

「うん」

首を傾げる大喜君。

「もちろん、名前とか変えるからさ
駄目かな?」

「別に構わないっすよ♪
完成したら、俺にも読ませてくれますか?」

「もちろん!」

「やった♪」

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