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＊Oside＊

普段、聞くことのない母ちゃんの言葉を聞いて、涙が溢れてきた。
１つ歳をとっただけで、こんなに涙もろくなるのか⁈

涙を袖でゴシゴシぬぐってから、画面の両親に向かって、大きな声で叫んだ。

「お母さん、いつも産んでくれてありがとう〜」

雅「ふふっ、なんか合言葉みたいだね？」

「ん？」

雅「ほらっ、“山”と“川”みたいに、“いつも産んでくれてありがとう”と“いつも産まれてくれてありがとう”って合言葉みたいじゃん？いや…愛言葉だね！」

潤「愛言葉？」

翔「愛言葉…なんかいいね」

でしょ？と得意げな顔をしている雅紀。

「お前達からの、愛言葉はないの？」

翔「二人からも聞きたいな」

雅「えっと…じゃあ、リーダー、こんな俺をいつも愛してくれてありがとう。これからもよろしくお願いします」

素直な愛言葉を言ってくれた雅紀。
次は、和の方に目線をおくる。

和「智…いつも俺の我儘を聞いてくれてありがとう。天邪鬼な俺を嫌いにならないでいてくれてありがとう」

愛してるっていう言葉じゃなくたって、伝わってくるかずの思い。

愛しい二人をぎゅうっと抱きしめた。