
Baby love
第10章 キスの続き。
A「ゴメン、翔ちゃんの話なのに、可愛いにのちゃんの事ばっかり!」
S「気付いてくれた?!」
成長したな雅紀!!
話は面白いが時間も無いし相談に乗ってもらいたい。
S「痛みを感じさせない方法はないのか?」
A「んー、それは無理なんじゃない?
そういう用途じゃないトコに無理やり突っ込むんだし。」
S「・・・痛いよなぁ。」
自分がされるのを想像すると正直ゾッとする。
A「俺もそっちの経験は無いからどんな痛みなのか分かんないけど・・・受ける方のが負担がデカイのは確かだよね。」
どれくらいツライんだろう・・・
潤にそっち側を求めるのは勝手過ぎるだろうか。
明らかに負担がかかるのが分かってるのに・・・
A「だからね、その分いっぱい愛が伝わるように頑張ってるよ?
気持ち良くなってもらう為に時間かけて愛してる。」
愛おしそうに笑う雅紀は、ニノを思い出してるのかな。
A「にのちゃんがね、幸せだって言ってくれるんだ。
愛されてるって、嬉しそうに笑うんだよ。」
S「・・・お前も今幸せそうな顔してるよ。」
本当に、雅紀とニノはお互いを想い合ってるんだな。
A「くふふ♡うん、幸せ。
だから、もちろん労ってあげる事は大切だけど、痛い思いをさせるって気にしすぎるのも良く無いよ?」
S「そうだな・・・ありがとう。」
愛が伝わるように、か。
すごく良い事聞けた。
やっぱこの道の先輩なだけある。
