
Baby love
第11章 恋人自慢大会の悲劇。
M side
A「にのっ・・・」
N「ダメ。」
カズに手を伸ばそうとして、ペチッと払われる相葉ちゃん。
うわ、可哀想。
N「んふ♡今日はお預けだよ。
お仕置きだから・・・ね?」
肌蹴させたままのシャツも、乱れたズボンを直さないのもわざとか・・・
あんな状態でお預けって、キツ過ぎんだろ。
ニッコリとエロ可愛く笑ったカズは、恐ろしく怖かった。
A「にの〜・・・」
情けない声でカズを呼ぶ相葉ちゃんはかなり気の毒だけど・・・
まぁ、俺らをかけてバカな勝負をした代償だ。
おとなしく罰を受けてもらおう。
N「さ、潤くん飲も!」
ズボンだけさっと直して、カズが冷蔵庫からビールを出す。
あ、ホントに飲むんだ。
M「お前、やっぱ泣いたの演技だったんだな。」
N「ふふ、バレてた?」
M「翔くんもお前の演技に引っかかってたぞ。
相葉ちゃんを羨ましそうに見てたもん。」
N「あははっ、そりゃ頭突きして正解だわ。笑」
お互いおバカな彼氏を持って大変だね〜、とクスクス笑いながらビールを煽る。
カズも結構酔ってると思うんだけど・・・
これ以上飲んで大丈夫か??
