
Baby love
第15章 お姫様の救出?
何でココにいる全員が驚いて固まってんだ。
S「・・・・・」
M「・・・・・」
「・・・・・・」
意味分かんねぇーーー!!
S「説明してくれ!!」
ハッとして潤が俺に向き合う。
1番分かんねーのは、潤がココにいることだ。
高級料理店だから当然だけど、スーツまで着て・・・
カッコ良いなオイ!!
M「翔くん。」
S「・・・なんだ?」
グッと一歩近付いてきた潤は、真剣な顔というよりは、色っぽい表情をしていて・・・
ダン!という音が俺の顔のすぐ横で響く。
S「え・・・」
すぐ近くにある潤の顔。
いつの間にか壁際に詰められていた。
これって・・・
壁ドン?!
なぜだ?!
なぜ俺は今潤に壁ドンされてんだ?!
M「翔・・・・・くん。
こないだも俺、言ったよな?」
呼びすてにされたのかと思った。
無駄にドキドキさせんじゃねーよ!
てか言ったって何を?!
M「いつまで俺を待たせんの?」
さらに顔を近付けて、至近距離で囁く。
なんだこのエロフェロモン大放出の潤は。
S「ちょ、潤・・・」
まともに顔を見れなくて目をそらすと、そっと顎に潤の指が触れる。
S「え・・・」
・・・顎クイ?!
M「翔くん・・・俺、もう待てないよ?」
ヤバイヤバイ。
こんなイケメンに詰め寄られてときめかない奴いねぇだろ。
体がどんどん熱くなってくる。
M「早く俺の物になれよ。」
えええーーーーー?!
