
Baby love
第18章 バカップルの痴話喧嘩。
見合い以来、初めての5人での仕事。
いつもの楽屋で新聞を広げていると、ニヤニヤとしたニノが近づいてきた。
N「おはよーございます。」
S「おはよ。」
N「・・・それだけー?」
ぷくっと頬を膨らませて、俺に凭れかかってくる。
見合いの件のお礼は電話した。
潤の相談にも乗ってくれてるニノには頭が上がらないが、他になんかあったっけ?
N「スッキリしたんでしょ?」
S「おわっ!!」
ギュっと股間を掴まれて、大声を上げてしまった。
・・・まだ誰もいなくて良かった。
S「何してんだニノ!」
N「んふふ、初エッチおめでとうございます♡」
・・・バレてんのか。
N「潤くんにカマかけたら、分かりやすく自爆したよ。笑」
S「まじ?絶対可愛かっただろうな。
俺も自爆する潤見たかった・・・」
N「・・・うわ。引くわー。」
うるせーな。
お前んとこもたいがいバカップルだろ。
N「まぁ、確かに可愛かったけどね。
“カズの言った通り、力抜くように頑張ったよ”
なんて、健気だよねー♡」
S「やべぇ、可愛い!!」
てかそんなアドバイス貰ってたのか!!
じゃあ・・・
S「俺を誘うようなエロ可愛いさも、ニノが伝授したのか?」
N「あはははっ、なにそれ!笑
伝授なんかしてないよ。
それは潤くんの天然でしょ。」
まじか・・・!!
やっぱ最高だ潤・・・!!
N「そんな可愛かったんだ?」
S「そりゃもう!!」
ニノの可愛さを凌駕するほど、色っぽくてエロ可愛かったんだぞ!
O「それくらいにしとけ。」
A「松潤、ブチ切れそうだよ・・・」
S「え!?」
いつの間にか、全員揃っていた楽屋。
苦笑いの雅紀の隣で、鬼のような顔した潤が俺を睨みつけている。
