
Baby love
第19章 潤くんの大ピンチ。
M side
手を引かれてベッドに引きずられて行く。
なんか、今日はこないだより焦らされそうな気がする・・・!
M「翔くんっ、意地悪するのやめてよ?!
ちゃんとイかせてよ?!」
急に立ち止まった翔くんの背中に、ぶつかりそうになった。
S「・・・何可愛い事言ってんのお前。」
M「あ・・・」
自分の言葉に思わず赤くなる。
S「ちゃんとイかせてやるよ?
焦らすかどうかは、俺の気分次第だけど。」
ニヤリと笑って俺のお尻を撫でる翔くん。
S「またじっくり解してやんないとな・・・
俺のお楽しみタイム♡」
デレデレとした顔でお尻の割れ目をなぞられて、思わずゾクっと体が震える。
M「い、嫌だっ・・・!!」
S「すぐ素直になるって。」
次々と服を脱いでいく翔くんを直視出来なくて目をそらすと、ふ、と笑った気配がした。
S「ほら、早く脱げ。」
絶対いま意地悪な顔してる・・・!
S「手がかかる奴だなぁ・・・
ちゃんと自分で出来たら、また舐めてやるよ・・・?
俺に咥えられて、お前すげぇ興奮してたもんな?」
翔くんの声色が、艶っぽくなった。
セックスの時の男らしい声・・・
甘く響く声に、俺のモノが期待して硬くなってきている。
くそ、俺の体、素直すぎる!
翔くんに与えられる快感が待ち遠しい。
S「俺の口で、腰振りたいんだろ・・・?」
そう言って、自分の指で唇をなぞる
翔くんのエロい仕草にもう興奮しかなくて。
M「しょおくん・・・」
縋るように伸ばした手を、
しっかり繋いでくれて胸が熱くなった。
M「全部、脱ぐから・・・見てて・・・」
どうせ翔くんには逆らえない。
つまらない意地をはるより、
早く気持ち良くさせてほしい・・・
S「いいねぇ。」
満足そうに笑う翔くんの視線に
意外と興奮してる自分に驚きながら・・・
意地悪な甘い恋人に、とろとろに蕩けていった。
