
Baby love
第21章 キケンな嵐飲み会。
M side
O「ニノとはまた違う感じになるな。」
M「・・・似合ってないって事だろ。」
O「え?すげー似合ってるけど。」
N「なんか、お金持ちに飼われてる猫って感じ?」
M「はぁ?」
カズの言葉にツボったリーダーが爆笑している。
O「確かに・・・ツンとしてて懐かなさそうなトコとか・・・笑」
俺バカにされてる?
N「潤くん怒んないのー!
すっごく似合ってるよ?
セクシーさ増しちゃってドキドキしちゃう♡」
M「アホか・・・」
O「ほら、酒ついで。」
・・・ちくしょー!
今日だけだからな!!
かなり不満ではあるが、恩もあるし猫耳でお酌は受け入れよう。
でも、翔くんが来るまでだからな!
O「猫潤の酒は上手い。」
猫潤言うな。
N「はい、大野さんアーン♡」
猫耳の俺が酒をつぎ、猫耳のカズがリーダーの口に料理を運ぶ。
なんだこれ。
男ばっかで何の罰ゲームだよ・・・
俺のグラスにも次々と酒が注がれるから、
リーダーと同じペースで飲んでしまって少し酔ってきた気がする。
ちょっとペース落とさないと・・・
そう思った時、リーダーのご機嫌な声が聞こえてきた。
O「店のNo.1とNo.2を一人占めしてる気分だな。」
機嫌良さそうに酒を煽るリーダー。
だからキャバクラじゃねぇっての。
M「何言ってんだ・・・、」
N「えー?どっちがNo.1??」
M「え?」
どっちがNo.1・・・?
カズか、俺か・・・
O「ん〜、そうだなぁ。」
悩むリーダー。
どっちを選ぶんだろう。
O「・・・ニノかな!」
N「やったー♡」
M「はぁ?!」
結構あっさり決めやがったな!
何でカズがNo.1なんだ?!
N「潤くんざんねーん♪」
M「納得いかねぇ!」
O「ふふ・・・なに、
No.1に選んで欲しかった?」
ふにゃっと笑う顔が憎たらしい。
別に選んで欲しかった訳じゃねぇけど!!
N「拗ねないでよ〜。」
M「拗ねてねー!!」
相変わらずリーダーに寄り掛かって
甘えた顔をしているカズ。
M「カズなんかぶりっこなだけだろっ。」
N「はぁ?!」
