
Baby love
第21章 キケンな嵐飲み会。
O side
M「こら!カズ!!」
N「良いじゃん!大野さんチューしてくんなかったしぃ!」
いや、だから俺はしたいんだけど。
M「誰でも良いのかお前は!
もう俺No.2で良いからリーダーとキスして来い!」
お、まじで?
N「ヤダ!潤くんが良い!」
O「・・・・・」
M「あーもう!分かったから離れろ!」
N「ホント?」
M「軽くだからな。」
はーい、と松潤の前にペタンと座るニノがえげつなく可愛い。
そっと目を閉じてキスを待っている。
ニノの後頭部に手をまわした松潤が、ユックリと唇を塞ぐ。
ちゅ、と可愛い音が聞こえてきた。
N「ん・・・もっと、」
・・・は?
スルリと松潤の首に腕をまわすニノ。
それを薄目で見た松潤は、角度を変えてニノの唇を濡らす。
がっつりディープキスじゃねぇか。
この黒猫たちは発情期なのか?
N「ん・・・んん、」
M「はぁ・・・、」
O「・・・・・」
ペロペロとお互いの唇を舐め合う2人を見ていると、なんともいえない気持ちになってくる。
エロい光景だなぁ・・・
くそ、写メでも撮ってやろうかな。
こいつらの飼い主に送るくらいのイタズラはしても良いだろ。
写メを撮った事がバレればやめようと思って堂々と撮影したのに、シャッター音が何回鳴っても気付かない2人。
うん、これはこいつらが悪い。
O「悪いな松潤。
猫耳姿、翔くんに送るぞー。」
選りすぐりの1枚を送信して、
イチャつく2人を眺めながら自分で酒をつぐ。
男に抱かれると、色気って増すんだろうか。
長年一緒にいるけどここ最近の2人は随分と雰囲気が変わった気がする。
O「2人ともガキだったのになぁ・・・」
こんな簡単に酔っ払ってエロさ振りまくなんて、襲われても文句言えないぞ。
まぁ、俺はそんな悪い男じゃないから手は出さないけど。
感謝しろよ?翔くん、相葉ちゃん。
