
Baby love
第21章 キケンな嵐飲み会。
O side
ここまできて?!と怒る2人は見事にハモっていて。
仲良いなぁと感心する。
性格も見た目も真逆だけど、やっぱ2人は双子みたいだ。
黒猫双子。
M「・・・面白くねぇ。」
N「ほんっと。チューしてあげようと思ったのにぃ。」
途端に拗ねたように膨れる黒猫双子が可愛い。
猫耳の威力ってすげぇな。
まぁ、俺も大概酔ってるんだろうけど。
O「いや、キスはしてぇんだけどな。」
N「もうしてあげないよーだ。」
・・・やっぱ、惜しい事したかな。
松潤とニノ、別々に飲みに誘えば良かった。
M「ていうかさ、カズ。
お前ってメンバー全員とキスした事あるんだな。
恐ろしい奴め。」
N「んー?」
O「え、松潤ともあんの?」
N「潤くんとはホッペだけじゃない?」
M「あ、そうだっけ。」
喋りながら、俺とニノから離れて元居た場所に戻ろうとした松潤を、ニノが袖を掴んで引き留める。
N「・・・という事は?」
M「は?」
悪い顔して笑ってんなぁ、ニノ。
N「潤くんとチューしたら、嵐コンプリート!」
M「バカかお前は!」
腕を振り払おうとする松潤に、ニノが抱き着く。
