Baby love
第2章 問題のありすぎる2人。
N side
N「翔さんが先に崩れるとは思わなかったな。」
潤くんを見る目が、愛おしさに溢れてた。
A「そうだねぇ、松潤怒らせちゃったけど。」
そうだなんだよね・・・
あのハプニングは、翔さんにとっては荒療治的な感じで潤くんを意識するキッカケになったんだろうけど。
N「潤くんにとっては、翔さんのイメージが壊れるものになっちゃったんだろうな。」
潤くんは真面目な上にピュアだ。
自分の中の櫻井翔という人間は、男なんか相手にしないんだろう。
だから、自分の想いも認めずに押し込めてる。
N「なんかさ、いじらしいっていうか不器用っていうか・・・」
A「ふふ、イライラする?」
N「そう!」
イライラする!!
せっかくあの鈍感な翔さんが潤くんに目を向けたのに・・・
こんなチャンス無いんだよ潤くん!
A「松潤、頑固だもんねぇ。」
N「翔さんの絶妙なデリカシーの無さも悪いんだよな・・・」
A「あはは!!確かに。笑」
N「問題がありすぎるよ、あの2人。」
A「優しいね、にのちゃんは♡」
前髪をかきあげられて、おでこにキスをされる。
N「・・・別に。グズグズしてるから、さっさとくっついて欲しいだけ。」
A「くふふ♡そうだね、うまくいくと良いね。
じゃないと・・・」
ちゅ、ちゅ、と瞼に鼻筋にキスを落としていく相葉さん。
A「にのちゃんとのラブラブな時間が減っちゃって困るよ。」
死活問題、と言いながら俺に跨って唇に甘いキス。
N「んふふ、ごめんね?
拗ねちゃった??」
相葉さんの首に腕をまわして、もっと・・・とキスをねだる。
A「ホント、機嫌取るのがうまいね。」
ふふ、あなたが単純なだけだよ。
N「ね、早く・・・時間がもったいないよ。」
自分から相葉さんの舌に絡みつくキスをした。