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Baby love

第21章 キケンな嵐飲み会。




ASN「「「・・・・・え?」」」




智くんの間の抜けた声が響いた。
ニノを押し倒す寸前の雅紀の目が点になっている。



S「さ、智くん・・・」



今邪魔しちゃいけなかった所なんじゃないだろうか。
またニノ怒っちゃうよ?!



案の定、雅紀の肩に手をまわし、押し倒される気満々だったニノがぷくっと膨れる。



可愛い。



そんなニノを全く気にする様子も無い智くんてやっぱすげぇ・・・



O「ニノと松潤だけ可愛くなってほしいなんてな、
それはダメだぞ2人とも。」



S「は?」



O「ここからが嵐飲み会本番。」



そう言って智くんがカバンから取り出したのは・・・



O「ほれ、こっち翔くん。
相葉ちゃんはこれな。」



S「・・・・・。」



A「・・・・・。」



N「・・・ぷっ。」



白い猫耳をつけた俺。
そしてピンクのウサ耳をつけた雅紀。



S「なんだコレ!!」



A「何で俺だけウサギなの?!」



O「可愛い。」



N「あはははははっ!
ちょ、2人ともコッチ見てっ!!」



S「写メ撮ってんじゃねぇ!!」



A「にのちゃんがつけた方が可愛いよ〜!」



N「いや、俺ウサギは専門外なんで。」



A「俺も専門外だよ!」




まさか俺も猫耳をつける事になるとは・・・



S「何かいつもよりカバンでかいなと思ってたんだよな・・・
この為にわざわざ用意したの?」



呆れながら智くんを見ると、
満面の笑みでグラスを手にして俺に差し出す。



O「翔くん可愛い。
お酒おかわりちょーだい。」



智くんも結構酔ってんなぁ。
ふにゃふにゃと人懐っこい笑顔で、珍しく甘えたような声。




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