
Baby love
第23章 Wデート。
雅紀の家で飲み始めて、1時間以上経った頃。
また懲りずに恋人の自慢大会を繰り広げていた俺たちは、かなり酒が進んで酔っ払っていた。
A「絶対、にのちゃんは前世魔法少女だったと思う!」
S「あはははははっ、なんじゃそりゃ!」
A「だぁって超可愛いもん!
魔法のステッキ持って、ラブリーに呪文唱えてそうじゃん?!」
S「バカだなお前!」
A「それか、妖精さん♡」
S「どんだけファンタジーなんだよ。笑」
雅紀のニノ溺愛っぷりはスゴイ。
まぁ、俺だって潤への愛は負けてねーけど!!
A「ダブルデート実現できてないよねー。」
S「まぁ、4人で外でデートは無理だろ。
家飲みとかしか方法は無いな。」
A「それ今じゃん!」
S「・・・確かに。笑」
潤とニノは酔い潰れて寝てしまっているけど。
良く眠ってるなぁ・・・
A「起きて来ないねー。」
S「このまま朝まで寝るなら、服脱がせてやった方が良いかな。」
2人ともジーンズだったし、寝苦しいだろう。
A「俺のスウェット貸すよ。」
まだ2人でくっついて寝てんのかなぁ・・・
A「ちょっと翔ちゃんエロい顔してる!」
S「ハッ!」
A「もうっ、着替えさせるなんて言って、
エッチな事するつもりなんじゃないのー?」
S「・・・ちょっと触るくらい良いだろ!」
A「うひゃひゃっ♡
素直だなー、翔ちゃん!」
雅紀と2人で寝室の前まで来た時、中から声が聞こえてきた。
あれ、2人とも起きてんの?
A「・・・なんかエロい声じゃない?」
S「え?」
