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A「起きたら俺のとこに来ると思ってたけど？」



・・・怖いよ雅紀！！



M「相葉ちゃん、俺が、」



A「にの、自分で言えるだろ。」



潤の言葉を遮って雅紀がニノに冷たい言葉を投げる。
どうしよう、俺も何か言った方が良いんだろうか。


でも正直怒りの感情はあまり無いし、
なんなら泣きそうな潤とニノが可哀想になってきた。




N「・・・違うもん、」



S「へ？」



ギュっと潤に抱きついて、泣くのを堪えているニノ。



M「カズ・・・？」



N「浮気じゃないもんっ、
ね？潤くん！」



M「えっ、うん・・・もちろん！」



・・・ほぼ裸で抱き合ってて説得力は無いが、
俺も2人が浮気しようとしたとは思えない。
だってそもそも雅紀の家だぞ。



A「ふーん・・・じゃあ何してたの？」



MN「「・・・・・」」



A「やっぱ浮気？」



N「違うってば！
相葉さんのバカぁ！！」



A「俺がバカなの？」



N「だって・・・！
俺が相葉さんしか見てないの知ってるくせに・・・！」



おお、ニノすげぇ事言うな。
ほぼ裸だけど！！
今更ながら目のやり場に困る。



M「・・・こんな事、浮気と捉えられて当然だよな。
ゴメン、相葉ちゃん。」



気まずそうに小さな声で話す潤が、
チラリと俺を見た。



M「・・・翔くん、」



切ない声にドキっとしてしまった。
薄っすらと暗い室内で、潤の白い肌はより綺麗に見える。
ヤバイ、今すぐその肌をまさぐりたい。



M「ゴメンなさい・・・あの、」



S「潤、おいで。」



M「・・・え？」



そんな泣きそうな顔しないでくれよ。



服を整えて、潤が戸惑いながらユックリと近付いてくる。
俺がどれくらい怒ってるのか伺うように。


こんな状況だってのに、そんなお前が可愛いと思ってしまう俺は頭のネジが飛んでるのかな。



M「翔くん・・・」



S「お前ずっと寝てたから、寂しかったんだぞ。」



ふわっと抱きしめて、出来るだけ優しい声で話す。
俺は怒ってない。



M「・・・・・」



S「お前ら、仲が良いのはいいけどさ。
ちょっとイタズラが過ぎたな？」



M「・・・怒ってないの？」



信じられない、という顔で俺を見る潤が可愛い。